SXAT-CCXbuild-22-1
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* 1:WSL2 の Ubuntu22.04 上に、Calculix (CCX) を構築するまでのビルド手順 【SXAT-CCXbuild-22-1】 [#s3b722b8]
作成:2023/03/05
ここでのビルド手順は、以下のウエブ「CalculiX-Builder」に基づいて行います。~
https://github.com/ISCPC/CalculiX-Builder/blob/master/README_JP.md
** Windows10でWSL2を設定し、Ubuntu22.04 を使えるようにする手順 [#s0eaa2c0]
- 1: WSL2の設定を行う
【1】 Windowsの「スタートボタン」→「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」→「プログラム」→「Windowsの機能の有効化または無効化」と進む ~
【2】 「Windowsの機能の有効化または無効化」が表示される。「Linux用Windowsサブシステム(WSL)」と「仮想マシン プラットフォーム」にチェックを入れ「OK」をクリックする。 ~
【3】 画面の指示に従って再起動する
- 2: WSL2用Linuxカーネルをインストールする
【1】 ブラウザで「https://aka.ms/wsl2kernel」にアクセスする ~
【2】 「x64マシン用WSL2 Linuxカーネル更新プログラムパッケージ」をクリックして、 インストーラ「wsl_update_x64.msi」をダウンロードする ~
【3】 ダウンロードしたインストーラをダブルクリックして起動させる ~
【4】 インストーラが起動したら「Next」をクリックしてインストールをすすめる 「Finish」で完了させる
- 3: WSL2を既定のバージョンで利用できるようにする
【1】 「Windows」+「R」キーを押す。 ~
【2】 「ファイル名を指定して実行」メニューが表示されたら、検索欄に「cmd」と入力し、「OK」をクリックする ~
【3】 コマンドプロンプト(黒い画面)が表示されたら、以下コマンドを入力し「Enter」キーをクリックする ~
wsl --set-default-version 2 C:\Users\dalab>wsl --set-default-version 2
- 4: Linuxディストリビューションをインストールする
【1】 Windowsの「スタートボタン」→「Microsoft Store」と進む ~
【2】 検索欄に「ubuntu」と入力して検索を実行する 代表となる「Ubuntu」とバージョンを指定した以下の3つがある ~
「Ubuntu 22.04.1 LTS」「Ubuntu 20.04.5 LTS」「Ubuntu 180.04.5 LTS」 ここでは、22.04.1を用いることにする (gccのバージョン対応が完了した) ~
【3】 検索結果の中から「Ubuntu 20.04.5 LTS」を選択して、次の画面で「入手」をクリックする ダウンロード500.7MBを進める ~
【4】 表示された画面で「開く」をクリックする (インストールが開始されるので、少し待つ) ~
【5】 以下のように、ubuntuの初期設定画面が表示される 画面に従い、以下の順番で入力を進める ~
「Enter new UNIX username」新しく作成するユーザー名を入力します / 2「New password」パスワードを入力します / Retype new password」同じパスワードをもう一度入力します ~
** Ubuntu22.04 上に、Calculix (CCX) を構築する手順 [#jae69146]
ここでは、ISCPCが開発した、以下のCalculiX-Builderを用いて行います。 https://github.com/ISCPC/CalculiX-Builder ~
日本語手順情報README_JP.mdを開いて、この手順に従って進めます。 https://github.com/ISCPC/CalculiX-Builder/blob/master/README_JP.md
ビルドの設定により、以下の実行モジュール委の作成をを選択できます。ExodusII出力、IntelMKL(PARDISO)、SX-Aurora対応
- 1: 依存パッケージのインストール
【1】 ビルドツールおよびBLAS/LAPACKのインストール(必須) % sudo apt install git make patch libblas-dev liblapack-dev gfortran ~
【2】 Pardiso(oneMKL)のインストール(任意) 現在Intel-MKL(Pardiso)は、Intel® oneAPI Base Toolkit の一部として提供されている 以下の、Get the Intel® oneAPI Base Toolkitよりインストールする ~
https://www.intel.com/content/www/us/en/developer/tools/oneapi/base-toolkit-download.html > Select options below to download~
【3】 ExodusIIのインストール(任意) % sudo apt install libexodusii5 libexodusii-dev
- 2: CalculiX-Builder ソースの取得
【1】 CalculiX-Builder及びパッチのベースとなるccx 及び前提ライブラリ(ARPACK, SPOOLES)のソースを取得します。 コマンドは以下の通り~
$ git clone https://github.com/ISCPC/CalculiX-Builder / $ cd ~/CalculiX-Builder / $ git submodule update --init --recursive ~
【2】 Makefileの設定は、使用したい機能に合わせてMakefileを修正します。まずSXATの前の練習として、通常のWindows環境のCPU(Intel,AMD)用のビルドを以下の設定で行います。 ~
【3】 マルチコアで並列ビルドをする場合は以下のコマンドで実行する。 % make NPROCS=<number of cores> ~
【4】 インストール PREFIXで指定した/opt/ccxにインストールする $ make install
[[AboutNecSXAT]]
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* 1:WSL2 の Ubuntu22.04 上に、Calculix (CCX) を構築するまでのビルド手順 【SXAT-CCXbuild-22-1】 [#s3b722b8]
作成:2023/03/05
ここでのビルド手順は、以下のウエブ「CalculiX-Builder」に基づいて行います。~
https://github.com/ISCPC/CalculiX-Builder/blob/master/README_JP.md
** Windows10でWSL2を設定し、Ubuntu22.04 を使えるようにする手順 [#s0eaa2c0]
- 1: WSL2の設定を行う
【1】 Windowsの「スタートボタン」→「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」→「プログラム」→「Windowsの機能の有効化または無効化」と進む ~
【2】 「Windowsの機能の有効化または無効化」が表示される。「Linux用Windowsサブシステム(WSL)」と「仮想マシン プラットフォーム」にチェックを入れ「OK」をクリックする。 ~
【3】 画面の指示に従って再起動する
- 2: WSL2用Linuxカーネルをインストールする
【1】 ブラウザで「https://aka.ms/wsl2kernel」にアクセスする ~
【2】 「x64マシン用WSL2 Linuxカーネル更新プログラムパッケージ」をクリックして、 インストーラ「wsl_update_x64.msi」をダウンロードする ~
【3】 ダウンロードしたインストーラをダブルクリックして起動させる ~
【4】 インストーラが起動したら「Next」をクリックしてインストールをすすめる 「Finish」で完了させる
- 3: WSL2を既定のバージョンで利用できるようにする
【1】 「Windows」+「R」キーを押す。 ~
【2】 「ファイル名を指定して実行」メニューが表示されたら、検索欄に「cmd」と入力し、「OK」をクリックする ~
【3】 コマンドプロンプト(黒い画面)が表示されたら、以下コマンドを入力し「Enter」キーをクリックする ~
wsl --set-default-version 2 C:\Users\dalab>wsl --set-default-version 2
- 4: Linuxディストリビューションをインストールする
【1】 Windowsの「スタートボタン」→「Microsoft Store」と進む ~
【2】 検索欄に「ubuntu」と入力して検索を実行する 代表となる「Ubuntu」とバージョンを指定した以下の3つがある ~
「Ubuntu 22.04.1 LTS」「Ubuntu 20.04.5 LTS」「Ubuntu 180.04.5 LTS」 ここでは、22.04.1を用いることにする (gccのバージョン対応が完了した) ~
【3】 検索結果の中から「Ubuntu 20.04.5 LTS」を選択して、次の画面で「入手」をクリックする ダウンロード500.7MBを進める ~
【4】 表示された画面で「開く」をクリックする (インストールが開始されるので、少し待つ) ~
【5】 以下のように、ubuntuの初期設定画面が表示される 画面に従い、以下の順番で入力を進める ~
「Enter new UNIX username」新しく作成するユーザー名を入力します / 2「New password」パスワードを入力します / Retype new password」同じパスワードをもう一度入力します ~
** Ubuntu22.04 上に、Calculix (CCX) を構築する手順 [#jae69146]
ここでは、ISCPCが開発した、以下のCalculiX-Builderを用いて行います。 https://github.com/ISCPC/CalculiX-Builder ~
日本語手順情報README_JP.mdを開いて、この手順に従って進めます。 https://github.com/ISCPC/CalculiX-Builder/blob/master/README_JP.md
ビルドの設定により、以下の実行モジュール委の作成をを選択できます。ExodusII出力、IntelMKL(PARDISO)、SX-Aurora対応
- 1: 依存パッケージのインストール
【1】 ビルドツールおよびBLAS/LAPACKのインストール(必須) % sudo apt install git make patch libblas-dev liblapack-dev gfortran ~
【2】 Pardiso(oneMKL)のインストール(任意) 現在Intel-MKL(Pardiso)は、Intel® oneAPI Base Toolkit の一部として提供されている 以下の、Get the Intel® oneAPI Base Toolkitよりインストールする ~
https://www.intel.com/content/www/us/en/developer/tools/oneapi/base-toolkit-download.html > Select options below to download~
【3】 ExodusIIのインストール(任意) % sudo apt install libexodusii5 libexodusii-dev
- 2: CalculiX-Builder ソースの取得
【1】 CalculiX-Builder及びパッチのベースとなるccx 及び前提ライブラリ(ARPACK, SPOOLES)のソースを取得します。 コマンドは以下の通り~
$ git clone https://github.com/ISCPC/CalculiX-Builder / $ cd ~/CalculiX-Builder / $ git submodule update --init --recursive ~
【2】 Makefileの設定は、使用したい機能に合わせてMakefileを修正します。まずSXATの前の練習として、通常のWindows環境のCPU(Intel,AMD)用のビルドを以下の設定で行います。 ~
【3】 マルチコアで並列ビルドをする場合は以下のコマンドで実行する。 % make NPROCS=<number of cores> ~
【4】 インストール PREFIXで指定した/opt/ccxにインストールする $ make install
[[AboutNecSXAT]]
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