夏合宿に向けて、解析環境準備や参加詳細情報などを以下にまとめます。必ず確認してください。 †最終締切の8月5日となり、21名で確定しました。宜しくお願いします。 †オープンCAE勉強会 岐阜地区(夏合宿:1泊2日:流体+構造他)https://atnd.org/events/78359 †今回は40名まで参加可能で、過去5回と同様、夏休み企画1泊2日の合宿形式で行います。DEXCSを活用した実践的演習を集中的に学ぶことができます。 †平成28年度の夏合宿のお申込みページです。宿泊や会場の都合で、最大40名としたいので、奮ってご応募ください。 環境構築支援:8月20日(土)10:00〜12:00 構造解析と流体解析 受付:8月20日(土)12:30〜13:00 【13時から演習が開始出来るように12時半からご集合ください】 演習用解析環境の準備 †今回の演習1では相当に高度な解析を実行します。そのため、仮想環境に対して5GB程度以上のメモリを割り当てる必要があります。よってパソコンには8GB程度のメモリが必要となります。これ以下のメモリですと解析が実行出来ないです。また構造や流体のそれぞれの仮想環境には40GB程度以上のHDDを割り当てる必要があります。よってパソコンには100GB程度のHDDの空きが必要となります。 今回の演習の解析システムは64bitシステムです。最近のPCでは殆どが大丈夫と思います。しかし今回演習で利用する仮想環境において64bitが動作出来ない場合があります。BIOSなどの設定変更で対応出来ることもありますが、難しい場合には別のPCを利用される事をお勧めします。講習会では代替機はありませんので、各自のPCで演習を行って頂きますので、事前の確認をお願いします。 演習1の内容を確認していますが、相当に高度で大規模な解析となるため、上記の仕様が必須となりますが、演習2・3・4ではそれ程は必要がなく、仮想環境のメモリ割当は3GB程度でも演習は可能になると思われます。また解析時間も相当に長いため演習時間内に終わることは無いので、習得には予習復習が必要となります。オープンCAE学習の出発点と考えてください。 第1日目:8月20日(土)13:00〜17:30 構造解析について(演習2課題) 演習1:「Salome-Mecaによる複合材料の鉄筋コンクリート構造物の弾塑性解析」(柴田) Salome-Mecaは実践的な構造解析が可能であり、今回は建設系課題として複合材料である鉄筋コンクリート(RC)骨組の弾塑性解析に取り組みます。実践的な解析でのモデルやメッシュの設定とコマンドファイル修正を中心に、解析全体の流れを説明し必要なファイルを配布します。講習時間が短いので各自で予習復習を行っていただき全体の演習手順を習得してください。なおSalome-Mecaの基本操作やEficasによるコマンドファイル修正の基本操作は、各自で確認してください。解析環境としては、現在公開版のDEXCS2014-Salome-64bit(Salome-Meca2015.1:64bit日本語版)を用いますので、ダウンロードして構築を事前にお願いします。 構造の演習1と2では、仮想環境上に構築された「DEXCS2014-Salome-64bit(Salome-Meca2015.1:64bit日本語版)」を用いて行いますので、ご準備をお願いします。なお他の環境でも演習は可能と思われますが、自己責任でお願いします。 1) 仮想環境として VirtualBox / VMwarePlayer などを、解析用PCの Windows などにダウンロードしてインストールしてください。 2) DEXCSダウンロードサイト:http://dexcs.gifu-nct.ac.jp/download/index.html より手続きをして、「DEXCS2014-Salome-D1-B2-64(64bit) DVD起動用ISOイメージファイル」をダウンロードして下さい。 3) 仮想環境上でダウンロードした ISO ファイルを用いて、解析環境を構築してください。バージョンが古いですが以下の資料が参考になります: http://www.opencae.or.jp/wp-content/uploads/2015/06/DEXCS-Salome%E5%B0%8E%E5%85%A5%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB.pdf 演習2:「FrontISTRソースからの環境構築とクリープ解析」(SH) 1) FrontISTRのLinuxやWindows環境でのソースからのビルド方法と応用例として、簡易的にソースをカスタマイズする例を説明します。 2) また前年度演習にてFrontISTR非線形材料モデルの中で時間が無くて説明できなかった時間依存型材料クリープ解析について説明いたします。 http://qiita.com/michioga/items/fae993892a808d488648 http://qiita.com/michioga/items/b9bc6d5c04318b107714 FrontISTRバージョンは最新のV4.5にて行います。旧バーションでもおそらく演習は実施可能ですが、確認は自己責任でお願いします。V4.5のソースからビルドする前提で演習を実施しますので、必ずバイナリではなく、ソースコードを入手ください。ソースコードは下記のどれかの方法で入手できます。 1) FrontISTR研究会のHP(おすすめ)→ ただしユーザ登録必要 http://www.multi.k.u-tokyo.ac.jp/FrontISTR/ 2) GItHUB→ https://github.com/FrontISTR/FrontISTR 3) 事前入手困難な方は当日配付も対応いたします。午前中の準備時間から参加ください 第2日目:8月21日(日)08:00〜12:30 流体解析について(演習2課題) 演習3:「TreeFoam入門−TreeFoam:OpenFOAMの操作性を改善するGUI−」(藤井) TreeFoamの概要と、case作成、境界条件設定、実行、結果確認の一連の操作をtutorialsのcaseを使って演習します。 また、snappyHexMeshを使ったメッシュ作成方法と簡単なメッシュ操作を行ってfieldにデータをセットする事を考えています。 昨年度からの変更箇所は、gridEditorで変数を扱う事とメッシュ操作を追加する予定です。 演習4:「OpenFOAMに使用するメッシュ生成法」(野村) OpenFOAMで使用するメッシュ生成方法についてsnappyHexMesh, cfMeshなど各種メッシュ生成方法の概要説明とそれぞれの特徴、外部メッシュ取り込み方法やメッシュ修正方法などデモを中心に解説します。 演習質疑応答:8月21日(日)13:00〜15:00 構造解析と流体解析 それそれについて、各自でノートPCを持参して講師の指導のもと演習形式で進めます。 情報交換や親睦を深める交流会を20日18:00〜20:00、続いて夜話会を20:00〜23:00に予定しています。ご期待ください。 連絡 : 参加に関する連絡をまとめます。ご確認をお願いします。 目的 : ものづくり企業におけるオープンCAEの活用技術の普及と発展を目的として、オープンCAEシステム:DEXCSを中心に、広くCAEに関する技術の情報交換を行う。 議題 : 「オープンCAEの実践講習会」 日時 : 平成28年8月21日(土)12時から8月30日(日)13時まで、20日の夕食は、交流会18:00〜20:00を行います 場所 : ソフトピアジャパン ドリームコア2階 岐阜イノベーションセンター研修室 宿泊 : ソフトピア・宿泊交流空間:http://www.softopia.info/syukuhaku/ 交通 : JR大垣駅からバス接続: 費用 : 実費(全演習通しで3000円:講師謝礼と作業謝金で2000円+茶菓子代会場費雑費で1000円としてお願いします) 対象 : DEXCSをはじめ様々なオープンCAEをこれから始める方はどなたでも 人数 : 最大40名(宿泊と会場の都合上) オープンCAE初心者勉強会? |