オープンCAE勉強会 岐阜地区(夏合宿:1泊2日:流体+構造)https://atnd.org/events/89142 †合宿の解析環境の準備や講習の資料は、8月21日に公開予定です。ただしファイル容量が大きいため、ファイル転送サービスを用いて行います。詳細は追って申し込み時のメールアドレスにご連絡します。 †最終締切を経て、合計20名の参加で開催します。以下の手順で環境構築をお願いします。現在、意味のある連絡は全て、申込時に登録頂いたメールアドレスに行っており、ATNDのメッセージはメールを送った事のお知らせのみです。 †今回は40名まで参加可能で、過去6回と同様、夏休み企画1泊2日の合宿形式で行います。今回はオープンCAEに加え商用ツールの試用版を用いて、実践的演習を集中的に学ぶことができます。 最終締切を8月18日として先着順ですのでお早めにお申込下さい。 †平成29年度の夏合宿のお申込みページです。宿泊や会場の都合で、最大40名としたいので、奮ってご応募ください。 †環境構築支援:8月26日(土)10:00〜12:00 構造解析と流体解析 †各演習では構築対応は出来ませんので、事前に行って頂きどうしても難しい場合は、この時間に対応します。 受付:8月26日(土)12:30〜13:00 【13時から演習が開始出来るように12時半からご集合ください】 †演習用解析環境の準備 †今回の演習では相当に高度な解析を実行します。そのため、仮想環境に対して4GB程度以上のメモリを割り当てる必要があります。よってパソコンには6GB程度のメモリが必要となります。これ以下のメモリですと解析が実行出来ないです。また構造や流体のそれぞれの仮想環境には40GB程度以上のHDDを割り当てる必要があります。よってパソコンには100GB程度のHDDの空きが必要となります。 今回の演習の解析システムは64bitシステムです。最近のPCでは殆どが大丈夫と思います。しかし今回演習で利用する仮想環境において64bitが動作出来ない場合があります。BIOSなどの設定変更で対応出来ることもありますが、難しい場合には別のPCを利用される事をお勧めします。講習会では代替機はありませんので、各自のPCで演習を行って頂きますので、事前の確認をお願いします。 第1日目:8月26日(土)13:00〜17:30 流体解析について(演習2課題) †演習1:「OpenFOAMを効果的に活用するTreeFOAMの応用」(藤井) †まずは基本となるTreeFoamの簡単な使い方(tutorialの実行方法、境界条件の設定方法、メッシュ作成など)の説明を行います。 ここで、要素数の多い大規模モデルの場合、binary形式の方がファイルサイズも小さく読み込みも早くなりますが、通常のeditorで確認、編集できない欠点があります。 そこでTreeFoamを用いることで、内蔵のeditorでbinaryの編集ができるので、その編集方法を説明。DEXCS2016上で最新のTreeFoamに入れ替えて説明予定です。事前に、「DEXCS2016 for OpenFOAM 4.x(64bit)」をインストールしてください。 ダウンロードサイト: http://dexcs.gifu-nct.ac.jp/download/files/index.html より、 演習2:「ANSYS Workbench18を用いた流体解析の実習」(田村) †この演習では商用ツール(学生版・試用版)のANSYS Workbench18を用いて、熱流体解析の導入教育でよく題材とされる、温度が異なる2つの流れが合流するミキシングエルボー内の流れを対象とします。 形状作成、メッシング、解析、ポスト処理をWorkbench18を用いて一連の解析作業を行い、基本的な操作を学びます。 形状作成ではWorkbench18からデフォルトとなったSpaceClaim、流体解析ではFluent、CFXを使います。 ANSYS STUDENTのホームページからWindows版のANSYS STUDENT 18をダウンロードしてインストールしてください。ANSYS AIM STUDENT 18ではないので注意。 http://www.ansys.com/ja-JP/Products/Academic/ANSYS-Student 第2日目:8月27日(日)08:00〜12:30 構造解析について(演習2課題) †演習3:「DEXCS-WinXistrによるシェルや骨組の解析演習」(柴田) †設計者用CAEや教育研究での活用を目指して、Windowsで活用できるオープンCAEとして開発された、構造解析環境DEXCS-WinXistrを用いて、標準的なソリッド要素ではなく、シェルや骨組による解析手順を演習します。 まずは基本となる操作方法を確認してから、骨組構造やシェル構造の解析演習を行います。構造解析ではFrontISTRのWindows版を用いて、フリーに利用できるツールのみを用いて解析環境を実現します。 解析環境構築の準備は、まず Windows 7/8/10 64bit を用いて、構築手順資料:Win10用を参考にご準備下さい。 続いて骨組やシェルの構造解析を行う為に、解析モデルを容易に作成するために、Windows用の SketchUp を用いるので、SketchUpInstall.pdfの手順で準備して下さい。 演習4:「オープンソースCalculixとABAQUSの使い方」(SH) †この演習では商用ツール(学生版・試用版)のABAQUSとCalculixとの比較検討から、オープンCAEと商用ソフトの文法の相違や類似点を説明いたします。 これより実践的な構造解析において、商用ツールとオープンCAEを適材適所で活用して、効果的なものづくりを目指すノウハウを獲得します。 また無料で試用可能なABAQUS/CAE Student版を使って、接触解析や弾塑性解析の解析手順を演習します。環境はWindows7以降のOSを用います。 ABAQUS STUDENTを下記のホームページからダウンロードしてインストールしてください。詳細は添付の別資料を参照ください。現在最新版はABAQUS 2016ですがひとつ前のABAQUS V6.14のStudent 版でも演習の操作内容には問題ないです。ダウンロードにはユーザ登録(無料)が必要です。登録するのが嫌な方は、前日の合宿にインストールできるよう別途手配しますが、当日・前日インストールの場合は該当PCでの動作保障はいたしかねますので注意ください OpenCAE-GIFU-20170826_aba-ccx.pdf https://academy.3ds.com/en/software/abaqus-student-edition 上記とは別にOpenCAEソフトのCalculix も使用しますので、Calculix Windows版を下記のホームページからダウンロードしてインストールしてください。詳細は別資料を参照ください。現在最新版はCalculix 2.12ですが、Windows版は2.10が最新となっているようなので, Calculix 2.10 Windows版を使用します。ABAQUS同様に事前の準備が間に合わない方は前日合宿でインストールできるよう別途手配いたしますが、当日・前日インストールの場合は該当PCでの動作保障はいたしかねますので注意ください http://www.bconverged.com/download.php OpenCAE-GIFU-20170826_aba-ccx.pdf 演習質疑応答:8月27日(日)13:00〜15:00 構造解析と流体解析 †参加希望者に対応して、講師との質疑応答の時間です。4人の講師に直接に質問できます。 情報交換や親睦を深める交流会を26日18:00〜20:00、続いて夜話会を20:00〜23:00に予定しています。ご期待ください。 連絡 : 参加に関する連絡をまとめます。ご確認をお願いします。 目的 : ものづくり企業におけるオープンCAEの活用技術の普及と発展を目的として、オープンCAEシステム:DEXCSを中心に、広くCAEに関する技術の情報交換を行う。 議題 : 「オープンCAEの実践講習会」 日時 : 平成28年8月26日(土)12時から8月27日(日)13時まで、26日の夕食は、交流会18:00〜20:00を行います 場所 : ソフトピアジャパン ドリームコア2階 岐阜イノベーションセンター研修室 宿泊 : ソフトピア・宿泊交流空間:http://www.softopia.info/syukuhaku/ 交通 : JR大垣駅からバス接続: 費用 : 実費(全演習通しで3000円:講師謝礼と作業謝金で2000円+茶菓子代会場費雑費で1000円としてお願いします) 対象 : DEXCSをはじめ様々なオープンCAEをこれから始める方はどなたでも 人数 : 最大40名(宿泊と会場の都合上) |